Interview

インタビュー

2017年入社

ヘルスケアプロフェッショナルユニット

タイチ

プロフィール

プロフィール
大阪府出身。2017年4月入社。
大阪大学 基礎工学部システム科学科卒業。
東京大学 新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻修士課程修了。
現在は研究所にて、ゲノム解析を行っている。

愛読書は、インベスターZ
宝物は、家族

インタビューアーからみた TAICHIさんの印象

本日のランチは餃子定食。
少なめに見えるのは、週末明けの月曜日、おなかがいっぱいになって眠くならないように、との配慮から。明るい笑顔の奥にある、真面目な性格がうかがえます。

データ解析でがんに立ち向かう

現在は、研究所でゲノム解析の仕事をしています。

病院から直接送られてくる腫瘍などのサンプルから、実験担当の方が次世代シークエンサーでがんのゲノム情報を読み取ってくれます。それを解析して、がんになりやすい人はどういう傾向があるか、薬が効くか効かないか、おおまかに言うとその2つを統計的に検出するという仕事内容です。

生物には元々興味があったので、分析前に立てた予想に反する生物学的知見が分析結果から得られたりすると楽しいです。

1日のスケジュール

8:30 出勤中にメールチェック
(D4c社内のメールに加えて、客先の業務メールも確認します)
9:00 出社
9:00-9:30 タスク整理
9:30-11:45 分析業務
11:45-12:45 病院の食堂にて昼食
12:45-14:00 分析業務
14:00-15:00 ミーティング (週2回)
15:00-18:30 分析業務
18:30- 帰宅
(帰宅後) デイリーレポート作成
(上長に1日の業務内容や相談事項を共有します)

専攻も仕事もバイオインフォマティクス

 

 

大学では、基礎工学部システム科学科で主にデータ解析やプログラムなどを学び、その後、大学院でメディカル情報生命を専攻し、バイオインフォマティクスを研究しました。

大学院の専攻も今の現場もバイオインフォマティクスなので、学んだこと、研究したことが日々の業務に活かされていますが、さらに学ぶことも多く、今も勉強を続けています。

学生時代は、多少時間はかかっても新しい手法や知らない方法を使うことを意識していました。しかし、社会人の本分はアウトプットを出すことなので、仕事では最適な方法を選んで使うことを意識し出したため、確実に生産性が上がっていると思います。

興味とスキルがマッチした仕事

当社のことは、専攻していた研究科に来ていた求人票を見て知りました。

ヘルスケアに興味があり、スキル的にもデータ分析が向いていると思っていましたが、そういうデータ分析の専門企業ってあまりないんです。製薬会社や、市場調査会社のマーケティングリサーチでヘルスケアの部門を持っているところがあるので、そういうところしか選択肢がないのかとも考えていました。

「ヘルスケア」と「データ分析」となるとあまりないなかでいろいろ探して、いろいろ見て、最終的にデータフォーシーズに決めました。ヘルスケアとデータ分析を合わせて自分のしたいことが実現できる「かも」しれない会社だと思えたこと。また、ノウハウプレゼンに呼んでもらった時に、フラットな会社の雰囲気を読み取れたというのが選んだ理由です。

よく企業説明会で、「うちの会社はフラットな会社です」みたいなことを言っている会社は多いですが、当社は本当にフラットで、心理的安全性が高い会社なのではないかと思っています。「心理的安全性が高い」というのは、上司などの他者に素直に想いを伝えやすいということが必要条件らしいのですが、そのとおりだなと思っています。

入社前に1dayインターンシップに参加

前述の通り、就活時は、「ヘルスケア」 と 「データ分析」というキーワードで会社を探していました。そんななかデータフォーシーズのWebサイトに辿りつき、サイト内の「ヘルスケア」 と 「データ分析」というキーワードを見た瞬間、インターンシップに申し込むしかないと思いました。

インターンシップの感想は、一言で言うと「衝撃的」でした。

内容は、私が興味のあるヘルスケアでなく、マーケティングに関するテーマで、エクセルで集計・解析、パワーポイントで資料作成、みんなの前でプレゼンといったものでした。講師を務めている社員の方も参加した学生と同様の作業をしていましたが、そのスピード感に衝撃を受けたのを覚えています。

仕事を通して健康に寄与する

今後もやはりヘルスケアの分野で仕事をしていきたいです。健康に寄与できることをする、また、人がなるべく人間らしい仕事をできるようにする。この2つが今後の仕事上の目標です。

人のいのちを守るというところで保守的にならざるを得ない一面もあるヘルスケアの分野で、新しい技術の導入もできればいいなと思っています。そのためにも勉強を続けることは大切だと考え、技術書や論文を読んだり、その内容を実際にプログラミングして試してみたりしています。

一般的にどのような仕事も単調作業というものがありますが、そういうものを将来的になくせるようにしたいです。単調なことはなるべく自動化などして、人がよりクリエイティブなことをできるようにしたいですよね。

そして、人としての成長という意味では、どんな人ともフラットな関係を作れるような人でありたいと思っています。

遊びと学びのマルチな休日

遊びに行ったり、洋服を買いに行ったりもします。からだを動かすのも好きです。この間はスカッシュをしました。なかなかしんどいですが、楽しかったです。でも、大半は本を読むか、勉強を兼ねてプログラミングをするか、休養するか、という過ごし方をしています。

読むものはやはり技術書が多いです。最近はあまり読みませんが、子どものころには小説もたくさん読みました。特定の作者が好きというのではなく、ジャンルとしてはSFや漂流記などが好きでした。

実家でマルタンという名前のネコ(男の子)を飼っているのですが、母から毎日写真が送られてくるのでそれを楽しみに見ています。シャルトリューという種類で成長するにつれて色が変わるらしいです。

就活中の学生へのメッセージ

就職活動で大切なのは体調管理と、そんなに思いつめないことでしょうか。就職がうまくいかなくても人生が終わりでもないと思いますし、大手に行けないから終わりというわけでもないと思います。
大手が向いているのか、ベンチャーが向いているのか、自分がどちらに向いているのか見極めるとよいと思います。僕はベンチャースピリットを持つ当社を選んだことが正解でした。
そして、何よりも先輩の話を聞くこと。OBの話を聞くのが一番だと思います。